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成功事例

山根 一眞 氏の環境革命の実践♪

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山根 一眞 氏は、ノンフィクション作家で、著書に『メタルカラーの時代』シリーズの単行本。
『環業革命』(講談社)は10年にわたる取材成果をまとめた。
自然エネルギーを取り入れて化石燃料の消費を減らしたいという思いから、
今も身をもって(身銭をきって)体験し「エコ住宅」の実験をされました。
概要を見てみましょう。

約160 m2(約50坪)で小さな庭しかないが、
さまざまな知恵を駆使して手作り同然の「エコ住宅」を作りあげた。
エコ住宅は、災害時には途絶えたライフラインでの
生活を支えてくれるのである。

①シャープ製の出力が1.4kWのソーラーパネルを設置することにした。
この太陽光で得た電力を大型のバッテリー(米国製航空機用)に、常時蓄電しておく。
また、書斎とリビングルームで、その大型バッテリーの電力を利用できる配線もした。

自動車のシガーライター用のソケットをコンセントに流用し、ここでDC12Vを使う。
屋内でのDC12V配線が法的に問題がないかを調べてもらったが、
電気工事業法などには、「家庭の屋内でのDC12V配線の規定はない」とのことだった。
そんなことをする人も、必要もないと考えられてきたからだろう
(だが、これは、きわめて便利であることがわかった)。

②貯水槽技術を活かし、4.5トンを導入。
雨水をここに溜めておき、災害時にはトイレ用や洗濯などに利用することにした。
煮沸すれば飲用も可能かもしれない。
人口気候システムを導入。災害発生時には、この貯水槽の水を近隣の方々にも利用
していただけるよう、道路と庭を仕切っている壁を横移動して開放する仕掛け工事も行っている。

③このDC12Vのソーラー電力で点灯するLED(発光ダイオード)照明器具も設置した。
阪神・淡路大震災では、被災者の方々から「長く続いた夜の闇が怖かった」と聞いていたからだ。

④常時通電している電気ポット(魔法瓶)の利用を止め、
お湯が必要な時に通電して短時間に沸騰させることができる
「ティファール(T-fal)電気ケトル」を食卓脇と書斎、合わせて2台を使い始めた。

⑤エアコンに人口雨水装置を屋根に庭にまき、5度温度を下げた。
虹を見せる装置の導入は心地よいものだ。

⑥今、アマゾンでの植林活動を行なっている。