照明リニューアル
商業施設(店舗)においては、効果照明などの目的で電球を使用してい割合も多いため、照明に消費する電力が非常に大きくなっています。照明の使い方を工夫することで省エネルギーを実践することができます。
- 照明を小まめに消す
- 老朽化した照明を高効率なものにする
- 補助的なもので工夫
などの省エネルギー手法が考えられます。
外灯の水銀灯見直しタイマー化

照明の消し忘れや、外出で不在時にも常時照明が店頭しており、毎月の電気料金が膨らんでいるということがあります。そうした問題を解決する事例がタイマー自動消灯装置です。店舗内の照明にタイムスケジュールをインプットすることで照明の点灯、消灯を一元管理する機器です。必要なときにだけ照明を使用することができ、消し忘れ防止や、防犯機能として活用することも可能です。
照明のLED化

使用されている電球を白熱灯から電球型LEDに変更します。ダウンライトやペンダントを電球型LEDに変更し、消費電力量が小さくなるとともに球換えが楽になりました。
LED防犯灯の採用

外灯の新商品がパナソニックから登場。EVERLEDSという商品です。価格は、1万円台とリーズナブルですが、光源寿命は、60000時間と圧倒的な長寿命、しかも虫の寄り付きも水銀灯に対して極めて少ないのも特徴です。
Hf蛍光管の採用 110Wを86Wへ

Hf型蛍光灯とは、高周波点灯蛍光灯とも呼ばれ、電子安定器で電球を高周波に変換し、ランプを点灯させる事により、ランプ自体の性能アップが見込めるほか、省電力化などものぞむことができる新しい方式の蛍光灯です。一般的に事務所で多く使われている「ラピッドスタート型」と呼ばれる蛍光灯と、Hf型蛍光灯の電気代を6,000時間(蛍光灯の定格寿命)利用した場合の電気代を比較すると左の通りになります。Hf蛍光灯の採用により消費電力を削減することに成功しました。
温度上昇を抑えるLED化

鮮度が落ちると言うお困りのスーパーや洋菓子店に対して、イチゴケーキや、生鮮、肉、魚コーナーを照らす蛍光管のご提案です。
導入前----
温度が点灯後40度から50度になり鮮度に影響が出て、さらに庫内の冷房消費電力もかかっています。
導入後----
低温度に強く、演色性がよい食品向けLEDを採用し、工業試験場で、測定した結果約5~10度下げることが出来ます。
導入効果----
商品の鮮度を維持することができ、特に赤色が引き立ちました。また、照度が10%アップし、寿命が4倍になるなど大きな効果が期待できます。
外部看板のLED化
店舗の外部看板は、高所作業での照明交換が必要です。従来はおよそ12,000時間で寿命を迎えていたため、頻繁に蛍光管を交換する必要があり、交換に要する費用に非常に困っていました。
そこで、定格寿命40,000時間~60,000時間のLED蛍光管に換えることにより、大幅な交換工事費の削減になりました。
