照明の見直し
工場の照明の見直しとしては以下のようなものがあります。
- 照明を小まめに消す
- 老朽化した照明を高効率なものにする
- 補助的なもので工夫
これらをうまく組み合わせてエネルギーコストを下げていくことが必要です。
照明を適度に間引く

簡易的な照明の省エネ成功事例として、水銀灯を間引くという方法があります。これは今現在、工場や事務所内で設置されている水銀灯の1部を取り外すことにより、電気料金の削減及びCO2排出量の削減を狙うものです。単純に照明の数が減りますので、当然の如く室内は以前よりも暗くなってしまうという欠点がありますので、業務に支障をきたさない程度に間引くことがポイントです。
ランプと安定器の取替

県内の大手ねじ製造工場の総務担当者から「毎月、電気料金の請求書が高い!もっと安くできる方法はないのか?」という問合せを頂きました。そこで我々がご提案したのが水銀灯からパナビーム(セラメタH)への入れ替えです。
パナビーム(セラメタH)の特長として
1. 発光管の温度アップが可能となり、管壁負荷を高めることで、ランプの高効率化を実現!
2.点灯初期段階はもちろん、時間経過(ランプ寿命末期)の色温度のバラツキを大幅に削減でき、より均一な照明が可能。
Hf蛍光灯の採用
お客様から明るく省エネし、整備工場を見せる化したいという要望がありました。
導入前----水銀灯400wと反射笠付ラピッド蛍光灯照明で明かりに統一感がない。
導入後----Hf反射笠付蛍光灯で統一感のあるインバータ安定器を全面につけ採用しました。
水銀灯にひと工夫

従来、工場内で使用されている水銀灯の反射笠では油煙等の異物が混入した上昇気流を逃がすことができず、反射笠の内面に油煙やほこりが付着し易いといえます。放っておくと照度が通常の約30%も低下してしまうため、毎月の清掃が必要不可欠となってきます。また、毎月の清掃に関しても、月々約7,000円程度の管理コストがかかってしまいます。これらのコスト問題を解決した成功事例として、水銀灯の反射笠にスリットを装着するという方法があります。スリットを装着することで、下から上がる上昇気流を上へ逃がすことが可能となります。従って、油煙やほこり等がセード内に付着しにくくなり、月々の管理コスト削減に成功しました。
パナビームと反射板で電力1/3に

導入前-----
「1000Wの水銀灯を同等の明るさでワット数を減らし、18時間点灯であるのでもっと電気代を安くできる方法はないのかな?」という問合せを頂きました。
導入後----
ご提案したのが水銀灯からパナビーム(セラメタH)への入れ替えです。パナビーム(セラメタH)の360wで、行ないました。セードに反射板を取り付けて明るさを維持しました。
特長と効果----
1. 発光管の温度アップが可能となり、管壁負荷を高めることで、ランプの高効率化を実現!
2.点灯初期段階はもちろん、時間経過(ランプ寿命末期)の色温度のバラツキを大幅に削減でき、より均一な照明が可能。
3.約3年で設備費を回収する事が出来ました。
