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見える化、見せる化、見てる化

工場での省エネルギー活動を推進していくには、見える化、見せる化、見てるよ化の3つを意識していくことが有効です。

  • 見える化---使用状況を収集し蓄積してグラフ表示する。
  • 見せる化---社員さんが環境への関心を高め部門間で意見交換。

どこでも見える形やアニメーションを駆使し見せ、共有していく。例えば、各月のコスト低減活動で「ありがとうカード」を各チームに配り励ましあう社風にして行くと継続できると確信しています。まさに、コレが笑エネルギー活動と思っています。

測定による電力の見える化

導入前----
昨年4月に施行された改正省エネ法(正式名称:エネルギーの使用の合理化に関する法律)では、エネルギーの管理を求められる単位が、事業所(工場)から事業者(企業)へと大幅に拡大、これによって大規模事業所だけでなく、年間のエネルギー使用量が全体で1500キロリットル(原油換算量)を超える事業者にも規制の網がかけられることになった。対象は、光熱費が年間約8000万円~1億円規模です。

照明や空調などにかかわるエネルギーも含めて、自らのエネルギー使用量を報告する義務が生じます。事業所の双方が、エネルギー使用状況に関する情報を公開・共有し、協力して省エネに当たることが求められています。

平成21年度以降におけるエネルギー使用量を原油換算する際の簡易計算表は、各事業所からエネルギー使用量を集める、集まったデータを集計する、集計されたデータを原油換算する等情報をまとめていくのはなかなか面倒な仕事です。

導入後----
対象建築物の回路ごとのエネルギー使用量を、多回路エネルギーモニタで計測します。(1回路だけでも可) その上で、データをグラフ化して、使われ方を確認します。メーカーのソフトを利用すると、報告書の集計が迅速に処理でき、リアルタイムな状況把握について効果を発揮します。


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