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低圧電力の契約変更

このような業種では、洗車機やジャッキなど多くの機械設備を使用しています。一般的には機械設備の負荷(モーターの容量)の合計で契約を行っていることが多くあります。
こうした場合、常に稼動していなくても負荷の合計で契約を行っていますので、高い基本料金の設定になっています。
このような状態を見直していくことで、電力コストを下げていくことが可能になります。

契約方式の見直し(負荷契約から主ブレーカ契約へ)

導入前----
低圧電力の契約が、約35%ほどロスがあり、想定以上に大きい事が測定でわかりました。
導入後----
中部電力の動力ブレーカ契約を採用して、中部電力の開発した機器をレンタルでピーク時にもブレーカーがはねない構造であることから、採用する事になりました。
導入の効果----
1,090円/kW×10kWダウン=10,900円/月
10,900円×12ヶ月=年間130,800円の効果がありました。


動力用サービスブレーカーの採用

導入前----
車輌の洗車機、故障時の溶接機、たまに使うクレーン、大きくても11kWの水中ポンプの試運転。負荷契約での基本料金計算のため、契約は大きくなっている。
導入後----
中部電力で貸し出している動力用サービスブレーカの開発をされている各社にお聞きしました。
顧客の電気機器の使用実態に基づいた契約電力を選択できる、「契約用遮断器契約」が一昨年の夏から開始されています。
この契約に使われる動力用サービスブレーカの採用により、ピーク時の保持機能が一般のブレーカより優れています。測定データを下に、このブレーカを使うことにより約15%削減できます。
導入の効果----
ケース1:年間5kW×1,090円×0.9×12ヶ月=58,860円
ケース2:年間7kW×1,090円×0.9×12ヶ月=82,404円
2つのケースでそれぞれ上記の削減効果となりました。
導入コストはおよそ5万円~となっています。


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