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社長メッセージ

電池の変革

社長|2009年10月24日 16:06

 電池は約200年前のイタリアで、ボルタ電池として発明されています。
日本ではまず、乾電池ができました。明治のことで、世界初と
されています。柱時計などをゼンマイに替わり電池で動かすようになったのが、
日本で乾電池誕生のきっかけだったようです。
作ったのは、新潟県から東京の時計屋へ、でっち奉公に来ていた人とされ
ています。
 
 現在の電池の主流は鉛電池で、電極に鉛を使っていますが、
鉛には公害の問題があり、鉛以外の電極を使った電池が開発されています。
その代表がリチウムイオン電池で、今後、電池の主流になるといわれています。
すでに携帯竜話の電池はすべてこれです。出力が強い半面、発火・爆発の
危険性があり、各メーカーはこの危険性を防ぐリチウムイオン電池の
研究・開発を、進めています。そうです、ボリビアが今脚光を浴びていますね。
 
 太陽電池、いわゆる太陽光発電も注目されており、
メーカーでも設備投資を進めていますが、一般家庭でいざ設置するとなると、
200万円~です。ヨーロッパでは破格の補助が多いそうで、ドイツでは半分くらい
出る、とも聞きました。ドイツの普及率
は60%程度とか。日本も今後はCO2を出さない燃料電池、太陽光発電が電気
エネルギーの柱となるでしょう。
さらに電力系統の影響を緩和する為に、バッテリーの導入が必要になります。
経済産業省は標準化や研究開発に乗り出しています。
曇りとか風が無いとき困りますもんね。
自社事務所の屋上にソーラーを設置して、スタッフが、皆さんに1月9日には
体験いただけます。
楽しみにしてください。


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